JDMconnect秋田 初めてのイギリス紀行(その7)

さあ、本格的に移動して次の目的地へ。

次はホンダディーラーでシビックタイプRの試乗を予約。
アポを取ったお店へ向かいます。

明日から始まる日本車キチガイのお祭り“JAE”の会場が、ロンドンから北へ向かって約150km、ノッティンガムの近くで開催のため、北へ向かいながら寄る事にしました。

「国際免許を忘れずに取って来て下さい」と言われ、イギリスでは少し乗らせてもらえるのかなと思っていたら、基本的に「運転手は私」だった件・・・

さっき寄ったコペンのお店近くで練習して、石井さんはとりあえず乗れると判断したようで、そこから私は運転手になりました。笑

どこに向かっているか・・・というか地理的なものがまったく分からないので、言われたとおり走るしかありません。

「左側通行だからそんなに怖くないだろ」と、タカをくくっていたら大間違い。
走り方の慣習がまったく違うので緊張しっぱなし、30分も走ったら疲労感がハンパない・・・(悔しいから言わないけど)

それでも少し郊外へ出て、人や信号が少なくなって来たら落ち着いて来ました。

1時間半くらい走ったころ、予約している(はず)のホンダディーラーへ到着。

おおーっ、現行シビックがたくさん!

これから日本では試乗なんて出来ない現行タイプRに乗れる!!

石井さんがアポの確認している間、ワクワクとちょっとの緊張で展示車を見ていました。
(今日初めてイギリスで運転したんだけど・・・)

・・・が、石井さんがあきれた顔で戻ってきて、「予約が入っていないみたい」と。
こちらでは比較的よくある話で、今試乗できるか確認してもらっているとの事。

ショールームに展示してあるタイプRを見たり、作業する工場の様子を見たりしながら待つこと20分、石井さんは何も進まないと判断。

残念ながら試乗は諦めてこのお店を出る事にしました。

イギリスでのホンダはジリ貧だそうで、そんな会社に優秀な社員は集まらないらしい・・・
「それがお店の対応で見事に出ているでしょ」。とは石井さんの弁。

ホンダ出身の私はちょっと悲しくなったけど、気を取り直してさらに北へ向かいます。